アコースティックで、ハッピーなSwingのオーケストラ「鈴木正男& SWING TIMES」のブログ。頭の奥に、心の裏側に、身体の隅々まで届く軽い音楽のメッセージ。2011年には25周年を迎えます。
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1995年9月10日、「鈴木章治とリズム・エース」の鈴木章治が亡くなって、今日で15年になる。

鈴木章治はご存知のように、「鈴木正男 & SWING TIMES」のリーダー鈴木正男の次兄である。
そして鈴木章治といえば、ピーナッツ・ハッコーとの2クラリネットでの「鈴懸の径」で一世を風靡(1957年)し、ある意味我々にジャズの快さを教えてくれたミュージシャンといっても過言ではないだろう。
あの「鈴懸の径」を聴いてジャズファンになった方も多いことと思う。
プラタナス(鈴懸)

前々回「晩夏の晩の、ドラマチック・スイング」でも紹介したが、8月31日の南青山MANDALAでの「SWING TIMES」の定期ライブでは、かつて鈴木章治と鈴木正男兄弟の2クラリネットでレコーディングしたように、鈴木正男とその息子鈴木直樹との2クラリネットによる「鈴懸の径」の演奏があった。
前にも書いたが何とも言えない雰囲気があり、懐かしさとともにこの曲の滋味のようなものを味わったような気がしたのは私だけだろうか。
考えてみればこの曲は50年以上にわたって聴き続けたことになるが、他の永年聴いているスタンダード・ナンバーとちょっと違うのは、日本の曲であるということと、我々はこの曲が世に出たとき(1957年)に立ち会えていたということが大きいと思う。
初めてあの曲を耳にしたときの、鳥肌の立つような思いをしたことを忘れることができない。

誤解のないようにお断りしておくと、この「鈴懸の径」は1942年(昭和17年)に灰田勝彦が歌ってヒットした曲である。
だから前述の、この曲が世に出たとき(1957年)というのは、当然のことながら「鈴木章治とリズム・エース」が、スイング・ジャズとして世に出したという意味である。
蛇足ながら、ちょっと付け加えておく。

弟の鈴木正男に会うと、どうしても鈴木章治の話を聞きたくなり、あれこれとほじくり出しては聞いている。
子供の頃の話、クラリネットを勉強している時の話、酒の呑めなかった鈴木章治が何故呑むようになったかという話、レコーディングの裏話etc. 名曲・名演奏のバックボーンを聞いているようで、いやある意味日本のジャズ史について聞いているようで時間の経つのも忘れてしまう。

来年は鈴木章治の17回忌である。そしてベニー・グッドマンの没後25周年でもあり、また「鈴木正男 & SWING TIMES」の結成25周年でもあることから、すべてを記念してコンサートを開こうと計画している。
まだ日程・場所など詳細は決まっていないが、決まり次第ここにてお知らせする。その時は是非皆さんと一緒に、ベニー・グッドマンを、鈴木章治を偲び、そして彼らの愛した音楽を、我々が大好きなジャズを存分に楽しみたいと思う。
よろしくお願いいたします。

昔のレコード、大切に保存していたEP盤を久々に持ち出して、レコード針が盤面を擦る音、ホコリの音とともに「鈴懸の径」をゆっくりと聴いてみたいと思う。
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【2010/09/10 11:02】 | 鈴木章治
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