アコースティックで、ハッピーなSwingのオーケストラ「鈴木正男& SWING TIMES」のブログ。頭の奥に、心の裏側に、身体の隅々まで届く軽い音楽のメッセージ。2011年には25周年を迎えます。
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このたびの東日本大震災において、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。(合掌)
そして被災され、生活環境を大きく変えられ頑張っておられる皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
鈴木正男 & SWING TIMES 鈴木正男、長田明子、メンバー一同


こんな時だからこそ音楽が威力を発揮し、皆を元気付け明るいエネルギーを与えられるのではないかと思う。
が、ここへきてライブやイベント、催事が軒並み中止や延期となり、音楽が鳴りを潜めてしまった。つまりはミュージシャンの仕事も急激に無くなってしまっているということである。
こんな時期だからとはいえ、そろそろ皆が元気を出さなければいけない時期でもある。そうこんな時期だからこそ、ミュージシャンの、スイングの力が役に立つのではないのだろうか。

あの3月11日以来、節約・節電ムードで普段なら常にパイロット・ランプは点いている各種デッキ類も、聴くときに入れようとコンセントから外してしまっていた。
聴きたいと思ったときに、即音が出せないとつい煩わしくなっていつの間にか20日以上も火を入れてないことに気がついた。
しかしここまで来ると、震災のショックでしばらく聴いていない禁断症状もないままの体調不良を、通常と勘違いをして過ごしていたことに気がついた。異常も日々続けば日常となる、というヤツである。
それはよくないと、早速グッドマンのスイング・シャワーを浴びてサッパリしようとCD棚の前へ行ったが、今度は何を選んで聴いたらよいのか判断がつかない。運動不足ならぬ、まさにスイング不足で身体が、感覚が即反応しないのだ。困ったものだ。

鈴木正男 & SWING TIMES
そこでふと目に留まったのが、前回2月28日の「鈴木正男 & SWING TIMES」のMANDALAでのライブの記録である。
そうだ、これにしよう!と早速、第一部、第二部と続けて聴いた。
そこで気がついたのだが、あの3月11日を境にして、どうやら感覚が変わってしまったらしい。決してオーバーではなく、あの未曾有の災害を挟んで少なくとも私の中では時代が変わったのである。
どういうことかというと、「鈴木正男 & SWING TIMES」の演奏を、オープニングの「Let’s Dance」の鈴木正男のイントロに続いて流れるようなアンサンブルを聴いて、今までに感じたことの無い胸に迫るものを覚えた。えも言われぬ懐かしさがこみ上げてきた。
それから「Jersey Bounce」、「Mission To Moscow」‥と、スイングが私の中で今までと違ったものになるのを感じたのである。2001年9月11日以降、アメリカが時代感覚を変えたように━

その後何日か経って、プラシド・ドミンゴが公演後のアンコールに応えて、今回の被災者のために「ふるさと」を日本語で歌うのをTVで観て、同じような感覚を覚えた。(4月10日「プラシド・ドミンゴ コンサート イン ジャパン2011」)

スイングはある意味、1920~40年代にかけて大衆の心を捉えた流行歌(曲)のようなものである。その心に響いた何かが、今回のような人生観が変わるともいえる災害をきっかけに、ある意味時代が変わるであろう時に、とくに好きな者にとっては懐かしい感覚となって顔を出してくるのではないだろうか。

「鈴木正男 & SWING TIMES」の次回のライブは4月26日(火)「南青山MANDALA」。ベニー・グッドマンの小気味のいいサウンドも、グレン・ミラーの優しいサウンドも、何となく落ち着かない毎日にやすらぎの隙間を教えてくれるはずである。
ひと時のなごやかさと明るさと、何はともあれあのスイング感を想い出しに、是非お出かけください。
まだまだ先は長く、頑張らなくてはならない今こそ、いまこそ、Let’s Swing!
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【2011/04/14 10:14】 | SWING TIMES
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