今年はベニー・グッドマンが亡くなって(1986年6月13日)25周年になる。
ということは、「鈴木正男& SWING TIMES」も結成してから25年ということでもある。だから今年はB.グッドマンの没後25周年とSWING TIMESの結成25週年の記念のライブ・コンサートを11月3日(木・祝)に行うが、そのことはまた後ほどご案内するとして━
先日、リーダーの鈴木正男とちょっとした用件で渋谷で会った。
その時、25年前、SWING TIMESが誕生した時の面白い話を聞いた。
鈴木正男と長田明子がSWING TIMESを立ち上げた経緯は前にご紹介したから、そちらを見てもらうとして━
「鈴木正男& SWING TIMES」は25年前の結成当時から、メンバーが凄かった。
「原信夫とシャープス&フラッツ」や「宮間利之とニューハード」、さらに「ブルーコーツ」の現役や元メンバーなど、キラ星のごとくのプレイヤーが揃っていた。
もちろん、今でもそれは変わりない。

実は鈴木正男がビッグバンドを立ち上げたことと、さらにそのメンバーを見て兄の鈴木章治が驚いた。というより、ジェラシーを覚えたのか「(オレならともかく)どうしてこんなメンバーをお前が━」と、口惜しがったらしい。
弟の鈴木正男が思うには、どうやら鈴木章治はビッグバンドにも興味があったらしい、と言う。
その後、「鈴木正男 & SWING TIMES」でも鈴木章治は何回か一緒に演奏しているらしい。
私が「鈴木正男 & SWING TIMES」に関係しだしたのは結成後8年目で、鈴木章治が亡くなる前の年の1994年からで、もちろん残念だが私は聴いていない。
SWING TIMESであろうが他のバンドであろうが、私は鈴木章治のビッグバンドでの演奏を一度も聴いていない。
ニューハードをバックに、前田憲男(pf)と一緒にやっているCD「鈴木章治/スイング・アルバム」(廃盤)があるらしいが、それも聴いたことがない。是非聴いてみたいのだが━
あのしなやかなクラリネットがビッグバンドでスイングするかと思うと、考えただけでゾクゾクする。
その「スイング・アルバム」には━
01キャラバン
02A列車で行こう
03朝日のごとくさわやかに
04アメリカン・パトロール
05ムーンライト・セレナーデ
06祭と子供
07素敵なあなた
08小さな花
09真珠の首飾り
10茶色の小瓶
11メモリーズ・オブ・ユー
12ワン・オクロック・ジャンプ
が、入っているという。どこかで探してこよう。
鈴木正男は言う。
「兄貴ができなかったビッグバンドだから、兄貴の分まで楽しみたい!」と━
そしてついでにこんなエピソードも教えてくれた。
「兄貴が2(本)クラ(リネット)で鈴懸を吹くのは、ピーナッツ・ハッコーとお前(正男)だけだ」と密かに言っていたらしい。
ある時、クラリネットも吹く著名なサックス・プレイヤーが、「鈴木章治さんと共演するんで、鈴懸を2クラでやると思うから、(メロディの)下の付け方を教えて!」と弟の正男のところへ来たそうだ。
正男は教えてあげたが、絶対にやらないだろう、と思ったそうだ。やはり「鈴懸の径」は演奏しなかったそうだ。
そんな鈴木章治の、今年は17回忌でもある。
ということは、「鈴木正男& SWING TIMES」も結成してから25年ということでもある。だから今年はB.グッドマンの没後25周年とSWING TIMESの結成25週年の記念のライブ・コンサートを11月3日(木・祝)に行うが、そのことはまた後ほどご案内するとして━
先日、リーダーの鈴木正男とちょっとした用件で渋谷で会った。
その時、25年前、SWING TIMESが誕生した時の面白い話を聞いた。
鈴木正男と長田明子がSWING TIMESを立ち上げた経緯は前にご紹介したから、そちらを見てもらうとして━
「鈴木正男& SWING TIMES」は25年前の結成当時から、メンバーが凄かった。
「原信夫とシャープス&フラッツ」や「宮間利之とニューハード」、さらに「ブルーコーツ」の現役や元メンバーなど、キラ星のごとくのプレイヤーが揃っていた。
もちろん、今でもそれは変わりない。

実は鈴木正男がビッグバンドを立ち上げたことと、さらにそのメンバーを見て兄の鈴木章治が驚いた。というより、ジェラシーを覚えたのか「(オレならともかく)どうしてこんなメンバーをお前が━」と、口惜しがったらしい。
弟の鈴木正男が思うには、どうやら鈴木章治はビッグバンドにも興味があったらしい、と言う。
その後、「鈴木正男 & SWING TIMES」でも鈴木章治は何回か一緒に演奏しているらしい。
私が「鈴木正男 & SWING TIMES」に関係しだしたのは結成後8年目で、鈴木章治が亡くなる前の年の1994年からで、もちろん残念だが私は聴いていない。
SWING TIMESであろうが他のバンドであろうが、私は鈴木章治のビッグバンドでの演奏を一度も聴いていない。
ニューハードをバックに、前田憲男(pf)と一緒にやっているCD「鈴木章治/スイング・アルバム」(廃盤)があるらしいが、それも聴いたことがない。是非聴いてみたいのだが━
あのしなやかなクラリネットがビッグバンドでスイングするかと思うと、考えただけでゾクゾクする。
その「スイング・アルバム」には━
01キャラバン
02A列車で行こう
03朝日のごとくさわやかに
04アメリカン・パトロール
05ムーンライト・セレナーデ
06祭と子供
07素敵なあなた
08小さな花
09真珠の首飾り
10茶色の小瓶
11メモリーズ・オブ・ユー
12ワン・オクロック・ジャンプ
が、入っているという。どこかで探してこよう。
鈴木正男は言う。
「兄貴ができなかったビッグバンドだから、兄貴の分まで楽しみたい!」と━
そしてついでにこんなエピソードも教えてくれた。
「兄貴が2(本)クラ(リネット)で鈴懸を吹くのは、ピーナッツ・ハッコーとお前(正男)だけだ」と密かに言っていたらしい。
ある時、クラリネットも吹く著名なサックス・プレイヤーが、「鈴木章治さんと共演するんで、鈴懸を2クラでやると思うから、(メロディの)下の付け方を教えて!」と弟の正男のところへ来たそうだ。
正男は教えてあげたが、絶対にやらないだろう、と思ったそうだ。やはり「鈴懸の径」は演奏しなかったそうだ。
そんな鈴木章治の、今年は17回忌でもある。
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